5章 ダメだ。
「ただいまー!!」
あいつの声が・。
した。
「ミルズさーん!セルトは?」
「おかえり桜ちゃん。あいつ上にいるみたいだから、行ってやって。
なんかあったみたいだから。
あ、そういえば。セルトと会った?」
「へッ?なんのことですか?!」
「あっれ・・?おかしいなあ・・・。」
「・・・。何がですか?」
「あいつ桜ちゃんのレポート渡しに学校に行ったみたいだけど・・
会ってないの??」
「・・・?会ってないですけど・・。あ、でもレポートはイナちゃんから
貰いました。」
「・・まあいいや。それよりセルトのところ行ってやってよ。」
「あっ。はい!」
トントントントン・・・
あいつの足音・・。
ダメだ・・・。
くるな・・。
「セールートっ!!今日学校来たんだってー??
いたなら一言ぐらい話しかけてほしかったなあー。」
「・・。お前さあ・・・。掌ってやつと付き合ってるんだって??」
「・・・。誰から聞いたの??」
「誰でもいいだろ・・・??」
ダメだ。
止められねえ・・・。
「お前、ほんとムカつくわ。」
・・。一番言ってはいけないことをいってしまった・。
「とにかく、俺に喋りかけるな・。
一切な!!」
「っちょ・・セルトッッ・・・。」
必死に俺を止めようとするあいつの手を・。
振りほどいて、
俺は、
雨の降っている町へと・・・・。
消えた。
あいつの声が・。
した。
「ミルズさーん!セルトは?」
「おかえり桜ちゃん。あいつ上にいるみたいだから、行ってやって。
なんかあったみたいだから。
あ、そういえば。セルトと会った?」
「へッ?なんのことですか?!」
「あっれ・・?おかしいなあ・・・。」
「・・・。何がですか?」
「あいつ桜ちゃんのレポート渡しに学校に行ったみたいだけど・・
会ってないの??」
「・・・?会ってないですけど・・。あ、でもレポートはイナちゃんから
貰いました。」
「・・まあいいや。それよりセルトのところ行ってやってよ。」
「あっ。はい!」
トントントントン・・・
あいつの足音・・。
ダメだ・・・。
くるな・・。
「セールートっ!!今日学校来たんだってー??
いたなら一言ぐらい話しかけてほしかったなあー。」
「・・。お前さあ・・・。掌ってやつと付き合ってるんだって??」
「・・・。誰から聞いたの??」
「誰でもいいだろ・・・??」
ダメだ。
止められねえ・・・。
「お前、ほんとムカつくわ。」
・・。一番言ってはいけないことをいってしまった・。
「とにかく、俺に喋りかけるな・。
一切な!!」
「っちょ・・セルトッッ・・・。」
必死に俺を止めようとするあいつの手を・。
振りほどいて、
俺は、
雨の降っている町へと・・・・。
消えた。
12/06/27 21:03更新 / 刹那柘榴
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