雨の降る街で俺は・・・・。
「私とっ・・・
私と付き合ってくださいっ・・・。]
イナちゃんに突然、
告白をされた-------------------------・・・・。
「っ・・・。
イナちゃんのこと、俺好きだよ。」
「じゃあ・・・!!」
俺は返事を決めていた。
「でもな・・・。
あいつの事の方がスキなんだ・・・!」
俺は、あいつのことを
あきらめる気なんて。
1%もなかった。
「それにな、今イナちゃんと付き合ったりしたら、俺イナちゃんの事。あいつを忘れるために付き合うことになるから・。」
イナちゃんは下を向いてうつむいたままだった・・・。
「・・・。いいんですよ。
身代わりでも・・・!」
っ?!
この時のイナちゃんの顔を俺は一生忘れれないと思った・。
「1週間だけ。いや。
5日でいいです!」
今にも泣き出しそうな顔で俺をみている姿は・・・。
「お試し期間として付き合ってくださいよ!!」
「いや。俺無理っていった・・」
苦笑いになってしまった・・。
「これが最後にします・・・。
お願いです・・・。」
泣きに弱い俺は・・・。
「・・・。いいよ。
5日だけなら。」
5日だけなら俺の気持ちは揺らぐはずがない。
そう自信を持って。
イナちゃんに答えてしまった・。
しかし、知らなかったんだ。
この出来事を境に、
俺とあいつの関係が・・・。
変わってしまうことに・・・。
全く気づかなかった・・・・。
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