久遠さんの作品一覧

響く子守唄、届かぬ距離



 あの頃聴いた、優しい子守唄。
 
 (―――誰が歌ってたんだっけ)

 優しい、穏やかな声。とても安心できた声。

 でも、今は俺の心に響く声はたった1つ。
 この世界で、1つだけ。

 誰も変わりなどできない。変わりなど必要ない。


 求めてやまない、響く声はお前だけ――――――――……




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連載 984view 11/01/01 04:57

太陽と月

 勝手に俺の世界に入ってきた奴。

 煩いうるさいと、関わりたくなどないのに視界に入ってくる。

 無駄なことを一生懸命する奴。

 どんなに努力したって、頑張ろうが結果が出なければ無意味だ。

 努力に結果が出て初めて意味が生まれる。

 認められなければそれも無駄になる。

 だから俺は何もしない。何も求めない。

 無駄なことは、何もしたくないから。

 なのに、どうしてお前は―――――――――……


 
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連載 464view 10/11/13 15:39

演じて求めるもの
 禁じられた想いは、熱くこの身の内を焦がす。

 それでもこの想いは消えない。

 熱く昂り理性さえも喰い潰そうとする。

 だから俺は演じよう。

 お前の求める俺を。


[学園編/シリアス/悲恋/家/思想]
読切 387view 10/11/10 23:38

徒然なる日々−「悪い」運勢〜6〜

太陽と月−陸上部

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