気持ちが通じた日

*今回から会話文オンリーは卒業しようと思います




あ…

あそこにいるのはケスタロージャさんだ…///

今日も可愛いなぁ

あ、こっち気付いたっ

手振ってくれてる!!


『…カ…ん』


ちょっと邪魔しないでよ変な声!!!



『…モカ…ん』



それ以上声掛けられたら起きちゃうよ



『トモカさん…』






「ぅ…ケスタロージャさん…
 もっと見ていたかったよぉぉぉ…」


『…なにを…ですか?』



「え?」



私の目の前にはケスタロージャさんがいた




「っ!!?」




私は意識を失うのを感じた…






『トモカさん…!?
 セ…セルト君っ、またトモカさんが…!!』



「キスでもすれば起きるんじゃないですか?(超投げやり)」


『そ…そんな事……///』


そう言ってセルト君は部屋を出て行ってしまった。


そして…


『トモカさんと…二人きり…?///』


口に出したことを酷く後悔する
余計に恥ずかしい
顔が赤くなるのを感じる



『キス……』


したくないと言えば嘘になる
トモカさんに触れることを何度も夢見た
しかし…


『こんな…一方的なキスは…嫌…です……。』



















「じゃぁ…私からもキスすればいいんですね?///」



『トモカ…さん…!?』


「ケスタロージャさん…キス…して下さい///」


『…はい///』



二人の影が重なった
































「セルトどうした?」


「兄貴…
 自分でけしかけたとは言え…
 好きな人がキスするシーンってのはショックなんだな…」


10/03/26 21:39更新 / 千早
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