初めまして! あたし、久那 美羽!!
世界一の調香師を目指す、流香の大親友です☆
今日は、そんなあたしの日常を、みなさんにお教えします!
ぴぴぴっ・・ ぴぴぴっ・・・ ぴぴpっ ガッ!!
「むぅー・・・うるさぁ〜い・・・・。。。
ぁ・・・? ヤバっっΣ;;;」
うるさく鳴る目覚まし時計を、壊して目が覚める、なんてのは、日常茶飯事。
「うわぁーん!!今月で、もう6個目だよぉ〜〜・・・」
こんな美羽だが、友達は非常に多い。
「おはよー、美羽。 また時計壊したの?」
世界一の調香師を目指す、幼馴染の流香。
「おはようございます・・・美羽。」
何かと世話を焼いてくれる、マルコキアス。
「今日はヴァルクと約束あるんだー♪
いってきまーす!!」
爬虫類がペットのヴァルクとか、実は熱い蘭とか、
何かと可愛がってくれるアスタロテとか・・・
言い出せばきりがないほど、彼女の周りには、
人と同時に、悪魔がいた。
それでも、誰でも平等に、明るく接する美羽は、
こんな世界においても、いつでもマイペースであった・・・
「ん・・?この匂いは・・・・」
「げっ!お前・・!!」
「やっぱり!サレオスだ!!」
美羽の、もう1つ凄い所は、その嗅覚のよさにある。
「これ・・・流香が作ってるやつだね?」
「・・・そ、そうだよっ!なんか文句あんのか!?」
「いんや、全然w 使っててくれて、あたしも嬉しいし♪」
そういうが早いか、彼女はまた、さっさと行ってしまった。
さて・・・ヴァルクの約束の時間には、間に合ったのだろうか・・・?
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