連載小説
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君の幸せの道しるべ
「何・・・泣いてるんですか、シェイエさん。」

「・・・カリエン・・・さん。」

 どうして・・・カリエンさんが僕の所に・・・

「何か・・・用ですか?」



 しばらくの沈黙が流れたあとカリエンさんは、口を開いた。

「百合を・・・幸せにしてやって欲しい。」

 はっ?一瞬、自分の耳を疑った。

「それは・・・カリエンさん、あなたの役割じゃないんですか?」

「私は・・・・少し・・・百合と距離を置こうと考えています。」

「どうして!!そんなことをしたら百合が悲しむ!」

「だったら・・・君が・・・百合を・・・幸せにしてやってくれ。」

 カリエンさんは、僕のもとを去っていく。
・・・・百合・・・・君の悲しむ顔は・・・見たくない。
12/01/08 14:17更新 / 乙姫
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■作者メッセージ
 相変わらず点々は減りません・・・。

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