連載小説
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3章 嘘。
手に渡されたものは・・・
 
「これ、桜ちゃんの忘れ物だから。届けてきて。」

10数枚にもなるレポート用紙だった。

「なっ?!(/////)なんで俺がッッ?!///」

あいつのところに行ったりしたら・・・////


「俺は今お客さんの相手してるし・・。
それとも・・セルトが女の子たちの相手してくれるか?
な。よろしく頼むよ。」

兄貴め・・・!!俺の弱いところつきやがって・・・。

「学校は・・・わかるよな。
いってらっしゃい。」



俺は兄貴に見送られ学校へと急いだ。


*         *           *        *










----・・・。



ここか。かなりデカイ建物だ・・・。


確か今あいつは・・・




「イナちゃーん!!これでいい??」



いた!!(/////)


「はいっ!ありがとうございました!」


あの子は・・確かイナちゃん・・・?だったか。



あいつがよく兄貴にしゃべっていた相手は、この子か。

すると・・・




「あっ。セルトさん・・・でしたっけ??」

イナちゃんが走ってこっちへ来た。

「俺の名前しってんの??」


「はいっ!!よく、桜ちゃんから聞きますから!」

ええッッ!!///////
あいつ俺のこと話したりするのかよっ/////

かわいいな、おいっ/////


「桜ちゃん呼びましょうか??
さくっ・・・」

俺は勢い余ってイナちゃんの口を押さえてしまった・・

「えっ!呼ばなくていいんですか?!」

呼ぶなんて・・////

「いいから。コレだけ渡しといてくれないかな?」

俺は10数枚のレポートをイナちゃんに渡した・。

「まあ・・・セルトさんがそう言うなら・・
はい。渡しておきます。」
 

ッッ・・・!?


「あの二人は・・・。」

俺はこの場から逃げ出したかった・。










「ああ!掌くんと桜ちゃんですか?
付き合ってるんですよー!お似合いですよね!」


掌と呼ばれる男と、








桜が・・・・・・・。




手をつないで二人で笑って歩いていた・。。。
12/06/17 11:34更新 / 刹那柘榴
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■作者メッセージ
セルトキャラ崩壊してますね・・・・汗

すみません・・ 桜は主人公の名前です♪

悲恋系に入ってきましたよーw^^

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