読切小説
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あなたと私
「これをこうするとこうなって…、これにあれを入れるとああなって…」

またあの方は、独り言をいっている。

シュウ「レイアさま、熱心なのはよろしいのですが、前をよく見て歩いて下さい」

レイア「え?」 ドシンッ
シュウ「はぁ…」

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あの方は毎日研究ばかりだ。たまには息抜きも必要だと思わないのだろうか…?

シュウ「それを気付かせるのも執事の仕事かな?」

シュウ「レイアさま、たまには街に行ってみてはいかがです?新しい発見があるかもしれませんよ?」
レイア「んー…そうだね…、行き詰まっちゃってて、なにかいいことあるかもしれないしね!」

これで、すこしは息抜きになるだろう。

シュウ「さぁ、いまのうちにたまった仕事をやりますか」

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シュウ「アドラス国?」
レイア「うん、個人教授だって」

シュウ「そうですか…」

あなたとはなれるのですね……。

レイア「あ、シュウも行くよ」
シュウ「え」

レイア「あたりまえでしょ。私の親友なんだから♪」
シュウ「!!…わかりました。用意しておきますね。レイアさま♪」

あなたとはなれずにすんだようですね…レイアさま。

小さな恋の物語。まだ…始まったばかりでしょうか。
11/11/06 22:49更新 /

■作者メッセージ
本編まったく関係なし!!!

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