連載小説
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君のための花
 最近、育てはじめた花がある。

 lilyー。百合の花。

 白くて何にも汚れていなくて純粋な・・・百合。

 毎日、毎日、大切に、大切に・・・

 これが・・・『彼女』とのつながりだと・・・

 思っていたいから。

「・・・イエ!?シェイエ!」

「あっ・・・百合じゃないですか。」

「今日もここにいたんだね〜!」

「はい・・・。花が・・・好きなので。」

「あれ・・・?前からこの花・・あった?」

 そう言って彼女は、百合の花を指さす。

 ・・・2週間前から育てているのに・・・気付かないなんて。僕がやっていることがバカバカしくなって悔しい。胸が苦しい。
──・・・これは・・・あなた・・・いや、百合のために育てているのに。
12/01/06 14:42更新 / 乙姫
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■作者メッセージ
 点々多くてすみません。
 3作目なのにまだまだ未熟者ですね・・・。

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