paranoia投稿SS作品集>maki>私の恋

私の恋

maki

INDEX

  • あらすじ
  • 01 小百合視点
  • 02 シュイエ視点
  • 03 小百合視点
  • 04 ヴォルク視点
  • 小百合視点

    私は、アルト様の個人授業のための準備をしていた。
    横では、エグザがせっせとお世話を焼いてくれる。
    「小百合殿!お茶でございます!」
    「小百合殿!肩をおもみいたしましょうか?」
    「小百合殿!暑くはないでありますか?」


    ・・・。
    ありがたいが、気が散ってしまう。





    しばらくして、そろそろ疲れたなぁー。と思い、首を回していると、エグザが飛んできて言った。
    「小百合殿!お疲れですか?今日は天気も良いでありますから、散歩をしてみては、いかかでありますか?」

    フム。それも悪くない。
    「そうだね!少し外に行ってくるよ」
    「了解であります!くれぐれも、街にお一人で行くようなことは、なさらないで下さい!」
    「はーい」






    私は、この宮廷の庭園が大好きなのだ。
    だから、気分転換に庭園に行った。



    「あ、シュイエだ」
    私は、シュイエに声をかけた。
    「シュイエー!!」

    シュイエは、振り返るとびっくりしたような顔をした。

    10/06/06 16:26 maki   

    Copyright maki All Rights Reserved.
    CGI by まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.30c