読切小説
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blood know
俺は、鉄。
昔の俺は、今とは違った....
 
女好きで浮気を繰り返す父を汚れだと思い暮らしていた・・・。

・ 






しかし今その父はいない。。
どこにいるのか....分からない.....。

「ピンポーン....」
誰だ。。
こんな時間に・・・。

「鉄・・・。。。。」
目に涙を浮かべ、雨にぬれている見覚えのある彼女がいた。。。


 


「お前・・・なんで・・・!? 
あいつのところに行ったんじゃなかったのか・・!?」



「......。あはは・・・振られちゃったよ・・」

ッッ・・なんだそれ・・・
振られたからここに来たのか?・・
「なんだよ・・。」
「えっ・・??」




「俺は身代わりってことかよ・・・。
振られたから?慰めろってことか?!」

「違ッ・・・」

俺は無我夢中で彼女をベッドへ押し倒した....




そして荒いキスを繰り返した。
理性の壊れた俺は.......................。


自分でも止められなかった。


「・・・イヤっ・・・!」

・・・っ
目が覚めた....

彼女はまた目に涙を浮かべ軽蔑の目で俺を見ていた・・。

「・・・なんでっ・・こんな・・・ことっ・・・!」



そういって彼女は俺の家から出て行った。
確信した。




俺には父親の血が流れている・・・
最低な....
血が。




     *         *         *



「ああ、鉄。また来てくれたのか。」
 俺はお気に入りのカフェにいた。
 

 家具は俺がデザインしたものだ。

「いらっしゃいませー」

リンリンとベルが鳴り響く・・。

「この家具いいですね。」

女の声・・ッッ。。?








俺は後ろを振り向いた瞬間恋に落ちた。
12/06/12 20:06更新 / 刹那柘榴

■作者メッセージ
ビミョーなところで終わってしまいすみません^^;

なんかごちゃごちゃになりましたが勘弁で(汗)

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